大学受験で増加中!「自由英作文」の対策は一人でできるのか?

みん塾通信

こんにちは!

今回は大学受験で、そしてそれを受けて高校受験でも増加中の「自由英作文」についてお話します。

受験問題において自由英作文が増えている背景には、最近よく言われている“使える英語力”、“英語でのコミュニケーション力”を見たいという学校側のニーズが反映されています。
自由英作文では、質問に対し英語で論理立てて回答する思考力が必要ですし、英作文を書かせることで文法力、構文力などもチェックできてしまうからでしょう。

逆に、いわゆる文法問題と言われるカッコを埋めたり、語順を正しく並び替えたりする質問は減少しています。コミュニケーションを英語で行うとき、カッコ埋めではありませんよね。

どんな問題が出題されているのか

ここでは、ここ最近で実際にどのような問題が出題されたかを見てみましょう。英検も2級からは自由英作文は必出ですね。問題文はオリジナルを簡単にまとめてあります。

・次の3つのニュースの見出し(省略)から1つ選び、記事の内容を作成しなさい。100∼130語。(一橋大学)
・人生でどのような失敗をしましたか。70語程度。(大阪大学)
・テレビ番組が動物園の代替になる、という考えを否定しなさい。70∼100語。(北海道大学)
・政府、主要企業で女性が管理職で占める最低割合を法制化すべき、という案に対する是非。15分程度、100語∼120語程度。(早稲田大学)
・航空会社は障害を持つ顧客に対してどのような責任を負うべきか。50語以内。(青山学院大学)
・ツアー旅行は個人旅行より良い、という考え方をどう思うか。80∼100語。(英検2級)

どう対策すべきか

一朝一夕には力は尽きません。早くからの対応を心がけます。

日本語→英語の単語力と基本構文の知識

適切な内容を思いついても、それを作文にするには武器が必要ですね。それは日本語を英語に直す単語力と、それを組み合わせる構文の知識です。
まずは、中学校レベルの単語で日本語から英語に出来るかチェックしましょう。また、難しい構文よりもやはり中学レベルの構文が問題なく即座に書けるか試しましょう。
本番まで時間があれば、高校レベルの基本単語、構文も増強しましょう。

書いてみよう

志望大学以外の自由英作文のテーマもどんどん書いてみましょう。その中で、自分が書きたい内容に到達するための単語と構文をノート1冊にまとめて、蓄積していきます。慣れないうちは、模範解答を写して練習し、同じものが書けるようにすることが有効です。

また、自由英作文では適切な時間配分もポイントです。時間の制約を設けて演習を重ねます。

アイデア出しの練習
単語と構文が問題なくなったとしても、アイデアを短時間で出し、それを構成する練習を積みましょう。前に挙げた実際の問題で、すぐにアイデアが出せますか。アイデアが短時間で出させずに、文章を書けなくなる学生も多いのです。

ここで注意すべきことがあります。

アイデアは他の人が思いもつかないような目新しいもの、絶対に論破されないような完璧な内容などを追い求める必要はまったくありません。
大切なのは自分の英語力を使って、文法や単語でミスなく、しっかりとした論を展開できるかです。気を付けてくださいね。

みなさんへのメッセージ

普通の英作文の勉強もとうぜん自由英作文の演習になります。しかし、書く内容が自分で決められる点が異なりますね。得意な展開のパターンを作って、ぜひ得意分野にしてください。自由英作文は、対策をしていない人に対して大きく差を付けられる問題でもありますから。