高校受験生は7時間の睡眠を確保した方が良い3つの理由

ベッドで寝る高校生みん塾通信

湘南地区の中でも最も人口、若年層が多い藤沢市。[注1]

毎年多くの受験生が試験に向けて勉強を頑張っていることでしょう。高校受験に向けて勉強している中学生の皆さんは、普段どれくらいの睡眠時間を確保しているでしょうか。

高校受験生には最低でも7時間の睡眠が必要です。学校、部活、塾、趣味と自分の時間を取れないからと睡眠時間を削ってしまうのは得策とは言えません。寝ないで勉強すると非効率的でデメリットのほうが遥かに多いからです。

高校受験生に最低7時間の睡眠時間を確保した方が良い理由は以下の3つです。

それぞれについて解説していきますので、適切な睡眠時間で賢く高校受験を攻略しましょう。

理由1. 質の良い睡眠が日中のパフォーマンスを上げてくれるから

睡眠中の脳は日中覚えたり考えたりして溜まった疲れを休ませています。

寝不足は記憶力や判断力を低下させる原因になります。睡眠を削って確保した勉強時間の対価にしてはあまりにも非効率です。

睡眠の質は日中のパフォーマンスにも大きな影響を与えます。せっかく学校や塾で勉強しても、睡眠次第でちゃんと身につくかどうかが変わってきてしまうのです。

実際にアメリカの高校生における学業成績と睡眠時間の関係についての調査によると、良い成績(A評価)の子どもは睡眠時間が7.5時間程度、就寝時間が22時30分頃であったのに対し、悪い成績(D評価)の子どもの睡眠時間は7時間を切り、就寝時間は23時30分頃であったという結果が出ています。[注2]

受験生の貴重な1日を有意義なものにするためには質の良い睡眠が絶対に欠かせません。早めに就寝し、確実に7時間は寝るように心がけましょう。

理由2. しっかりとした睡眠が暗記の効率アップにつながるから

高校受験の課題の一つが暗記科目です。睡眠中の脳は、疲れを休ませるのと同時に1日の出来事を整理しています。

その日にあった出来事を整理することで記憶事項をしっかりと定着させているのです。[注3]

つまり、しっかりとした睡眠が暗記の効率アップにとても重要ということですね。寝る前後に工夫することで更に暗記力の向上が期待できます。以下の2点を試してみましょう。

寝る30分前が暗記のゴールデンタイム

部屋で勉強する中学生

あまり無理して覚えたいことを詰め込んでも、眠れなくなったり漏れが生じてしまったりと却って損をします。そこで、寝る30分前に30分の暗記タイムを作ってみましょう。

この30分というのは睡眠にも差し支えない範囲で最も適した暗記のゴールデンタイムになります。寝る1時間前を目安に30分間、最初は無理しない範囲で暗記や1日の勉強を復習しましょう。

30分たったらノートを閉じて寝る準備をはじめます。

起きてすぐに復習してカンペキに

しっかりと7時間寝たら、次の日朝起きて10分〜15分程度で昨夜の暗記タイムで覚えたことを確認しましょう。

脳は自然と忘れていってしまうものですが、起床後のチェックでしっかりと定着させられます。

理由3. 睡眠中に成長ホルモンが分泌され自己治癒力が向上するから

受験生にとって当日までの時間はとても貴重です。大切な時期に体調を崩してしまうのは大き過ぎるマイナスですし、試験当日にコンディションが最悪だとそれまでの努力が全て無駄になります。

特に中学生の睡眠は成長ホルモンの分泌に重要で、病気の予防や自己治癒能力の向上にも繋がってきます。

大切な時間を絶対に無駄にしないためにもしっかりとした睡眠をとりましょう。

何事も最大限パワーを発揮するためには休息が必要

日中のパフォーマンス・暗記・健康、これら3つのために最低でも7時間の質の良い睡眠は絶対に必要です。

もし中々寝付けない場合はゆったりとした音楽や温かい飲み物でリラックスするのが効果的です。湯船にしっかりと浸かって精神・身体の疲れを癒すのもいいでしょう。

塾にこもってばかりで勉強に疲れてしまった時は、時に気分転換も大切です。健康を第一に受験を乗り越えましょう。

[注1]神奈川県:神奈川県年齢別人口統計調査結果

[注2]大川匡子:子どもの睡眠と脳の発達 -睡眠不足と夜型社会の影響-[pdf]

[注3]甲南大学:知っていますか?「勉強に効果てきめんな睡眠」の手に入れ方