【2021年度】神奈川県高校入試の特色検査の仕組みと勉強法を解説!|みん塾通信|みんなの塾
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2020.07.31
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高校入試
【2021年度】神奈川県高校入試の特色検査の仕組みと勉強法を解説!
神奈川県の高校入試を受験する中学生のみなさん!
こんにちは。みんなの塾の中島です。
今回は、「特色検査特集」です!
「特色検査って受けたほうがいいの?」
「べつで受験勉強するの大変そう…」
「そもそも何を勉強すればいいの?」
って悩みをお持ちの上位校受験を考えている方はぜひお読みください!
「学校の勉強ってなんの意味があるの?」
というという問いの答えの1つが、この特色検査にあるかもしれません。
※今回は、特色検査の中でも自己表現・筆記型の解説をしていきます。
その他の特色検査の選考基準などはコチラから御覧ください
※仕組み自体かなりややこしい部分があるので、今回はざっくりお送りさせていただきます。
詳しくは直接ご相談ください!
こちらもどうぞ^^
【速報】2021年度 神奈川県の高校入試はどうなる?日程と出題範囲について
【最新:2021年度特色検査の特徴も解説!】特色検査を武器にして内申不利から逆転合格!【小田原高校合格体験記】
令和3年度 神奈川県公立高校入試日程
令和3年度神奈川県公立高等学校の入学者の募集及び選抜の主な日程等について
2021年度の神奈川県公立高校入試の日程を発表しました。
一般募集 共通選抜 (全日制・定時制・通信制の課程)
▼募集期間
1月28日(木)~2月1日(月)まで
▼志願変更
2月4日(木)~2月8日(月)
▼学力検査
2月15日(月)
▼面接・特色検査
2月15日(月)、16日(火)及び17日(水)
▼追検査
2月22日(月)
▼合格発表
3月1日(月)
特色検査ってなに?
名前は聞いたことあるけど、実際どのような試験なのでしょう?
「なんかムズカシそうな試験」というだけではないんです!
提示された文章や資料を読み取り、中学校までに習得した知識・技能を教科横断的に活用して、問題を解決する思考力・判断力・表現力や創造力を把握するための検査を行う。
特色検査は、教科の垣根を横断して、各教科の活用する力が求められます。
入試に向けて学ぶことで、その先の高校生活を過ごすうえでも大きな成長に繋がります。
また、新学習指導要領に基づいて2021年度より大学入試制度改革で実施されることとなった
『大学入試共通テスト』でも知識の活用力を問う問題が重要視されていることから、
高校入試で特色検査の問題を解く力が基礎学力として生きてくると思われます。
特色検査の内容・問われるスキル
評価の観点は、
・情報活用能力
・創造力および想像力
・科学的思考力・判断力・表現力
「よくわからん・・・」という声が聞こえてきそうですね。笑
保護者の方はわかるかもしれませんが、これらの力、大事ですよね。
つまり!特色検査は、
- 将来につながる力をつけることができる
- 社会で活躍するスキルがつく
ことにより直結している最新の検査なんです!
社会や大学受験が変化してきている現在に、
高校受験でこのような能力を鍛え、試すことができるのはかなり貴重です。
より実践的で、社会で役立つ能力を身につけたい
と考えている人には特にオススメです!
特色検査実施校とその配点比率
特色検査実施校
※今回は、特色検査の中でも自己表現・筆記型のもののみをピックアップしてお送りしております。
学力向上進学重点校
- 横浜翠嵐高校
- 柏陽高校
- 湘南高校
- 厚木高校
学力向上進学重点校エントリー校
- 川和高校
- 希望ヶ丘高校
- 横浜平沼高校
- 光陵高校
- 横浜緑ケ丘高校
- 多摩高校
- 横須賀高校
- 鎌倉高校
- 茅ヶ崎北陵高校
- 平塚江南高校
- 小田原高校
- 大和高校
- 相模原高校
上位校が多く並びますね。
特色検査を導入している高校はどこも学力向上進学重点校かそのエントリー校に限られています。
令和2年度入試から、共通問題と共通選択問題による特色検査(自己表現検査)が必須となったのが背景となっています。
参考:神奈川県ホームページ
特色検査のコツ(配点比率傾向別のオススメ勉強法)
神奈川県の高校入試では、特色検査を導入している・していないに関わらず
で高校ごとに選考比率が出されます。
学習の記録(評定)、学力検査の結果、面接の結果、特色検査の
結果ごとに取り扱う比率を数値で表して記載しています。
その中で、今回は特色検査を導入している高校の選考比率を大きく3パターンに分けて、
傾向とより大事にしてほしい勉強法をご紹介します!
「特色×入試」重視型
(横浜翠嵐・柏陽・厚木・横浜緑ケ丘・多摩)
「内申:入試:面接:特色」の選考比率は、
横浜翠嵐→2:6:2:2
柏陽・厚木・横浜緑ケ丘・多摩→3:5:2:2
になります。
こちらのグループは、より特色検査と入試の点数を重視しています。
「いかに点数を取るか」がより大事になってくるグループです。
なのでこのグループの高校を目指す方は、
高難易度の問題を多く解くことをオススメします。
入試問題の中でも高難易度の問題を整理・分解しながら抜けてる基礎は固めていく。
この力が結果的に特色検査で点を取る力を養っていきます。
逆に、1から積み上げていくとなると間に合わなくなってしまう恐れがあります。
なぜなら、思考力を付ける段階にたどり着くのに時間がかかってしまう場合があるからです。
また、高難易度の問題を整理・分解できずに止まってしまう人も注意!
そのような人は、うまく導いてくれるコーチのような人がいないと進まなくなってしまう恐れがあります。
しっかり自分の現在地を確認しながら進んでいきましょう!
現在地の確認に自信のない人は、コーチのような人を横につけるのがオススメです。
「一人じゃ自信がないな・・・」って方はお気軽にご相談くださいね^^
「入試」重視型
(小田原、湘南、希望ケ丘、横須賀、平塚江南、茅ケ崎北陵、鎌倉、光陵、大和)
多くの特色検査を導入している高校がここに該当しますね。
「内申:入試:面接:特色」の選考比率は、3:5:2:1になります。
特色検査の比率が1となり、入試の点数の比率が5になっていることがわかります。
そして入試の教科数は5教科です。
つまり、
ということになります。
なのでバランス良く勉強していきましょう。
学校のテスト勉強も、入試を解くという前提で取り組んで行ってくださいね!
5教科の発展問題と特色検査の問題を同じような感じで解いていくと
思考力がつきやすいので相乗効果が期待できます!
「内申×入試」重視型
(横浜平沼・川和・相模原)
「内申:入試:面接:特色」の選考比率は、
横浜平沼→4:4:2:2
川和・相模原→4:4:2:1
になります。
このグループは特色検査を導入している高校の中で最も内申点を重視しているグループになります。
なので、まずは学校のテストで点を取りましょう(当たり前)
提出物はしっかり出しましょう(当たり前)
そんな、ひとつひとつの当たり前を積み上げていくのが得意なタイプの人は
ここのグループの受験により適正があるでしょう。
逆に、一夜漬けが得意なタイプや、提出物に漏れが出てしまう人は向いていないかもしれません。
着実に計画を立てて実行していく必要があります。
それが得意ではない人は、まずはこの夏〜秋にかけて計画を立てる練習をしていきましょう。
特色検査模試について
神奈川県入試に対応するものだと全県模試が有名です。
こちらは、自宅受験ができるので積極的にうけましょう!
中学3年生が受けられる次回の模試は1月10日です。
(全県模試の会場と同じ会場で、全県模試終了後続けて受験となります。)
くわしくはコチラからご確認ください!
神奈川県特色検査模試
まとめ
特色検査の問われている評価の観点をおさらいすると、
・情報活用能力
・創造力および想像力
・科学的思考力・判断力・表現力
になります。
これらの力をつけていくと、5教科の点数も上がっていきます。
なぜなら、情報を活用し、論理的に考えて判断できれば、文章を読み解き、問題を解くことができるからです。
今回は特色検査の配点比率を中心にグループ分けをして
傾向やオススメの勉強法を解説しました。
とはいえ、ひとりひとり性格や性質が違うので、
現在地やオススメの勉強法が違うのも事実です。
みんなの塾ではひとりひとりに合わせた学習プランを提供しているので、
よかったら一度ご相談や無料体験を受けてみてくださいね^^
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