茅ケ崎高校の紹介・受験内申対策

神奈川県立茅ケ崎高等学校は、神奈川県茅ヶ崎市にある公立の高等学校です。
みんなの塾でも進学実績のある高校です。

学校の特色

1~2年次では必修科目で基礎学力を定着させます。3年次には文系・理系I・理系IIの3コースに分かれ、各自の進路実現に向けた専門性を深めていきます。また、自由選択科目の中にファッション造形基礎やフードデザインなど独特な科目があり、これらのような多種多様な学習を通して教養のある人材の育成を目指すところも茅ケ崎高校の特色です。

活発な部活動

運動部はソフトボール、女子バスケットボール、女子テニスなどがあり、計19団体あります。特にチアリーディングは平成27年度に県大会優勝し、その後もJAPAN CUP日本選手権大会に出場するほど優秀な成績を収めています。文化部・同好会は計15団体あります。吹奏楽が特に活発で平成29年度に県大会で銅賞を獲得した実績があり、運動部文化部問わず、茅ケ崎高校は全体的に部活動が盛んです。

充実した学校行事

体育祭や茅高祭(ちこうさい)と呼ばれる文化祭などの行事に加えて、夜間に40kmを歩く「ナイトハイク」というユニークな行事が用意されています。このような様々な学校行事を通して豊かな感性や主体性を育んでいきます。

茅ケ崎高校の受験データ

↓2019年度
偏差値（52）
平均内申点（97.9）
入試平均点（272）
倍率（1.23）

↓2020年度
偏差値（52）
平均内申点（97.8）
入試平均点（295）
倍率（1.19）

↓2021年度（最新）
偏差値（51）
平均内申点（99.1）
入試平均点（312）
倍率（1.22）

※参考：http://furo.fc2web.com/chigasaki.html

分析結果

2019年から2021年の結果を分析すると、最新の倍率は1.22と標準的な数値になっています。偏差値のレベルが近い荏田高校は内申点と当日の学力を5:3で評価するのに対し、茅ケ崎高校は内申点と当日の学力を1:1で評価します。過去数年間から推測すると、茅ケ崎高校の倍率は標準的な数値になると思われます。

内申点対策

内申点は33~34/45を獲得することを目指して日々の学習に取り組みましょう。この数値は主要５科目に加えて、副教科4科目の成績向上に向けて取り組むことが大切な数値です。そのためには学校のテストの点数で70~80点を獲得することを目指して学習するとともに、日々の提出物を管理することが大切です。みんなの塾では、生徒ひとりひとりの学習状況や理解度に合わせてカリキュラムを設計しておりますので、お気軽にご相談ください。
https://minjuku.info/course/junior/

入試対策

最新のデータによると、内申点が平均の98.7点の場合、学力検査の点数は295点程度が必要になります。1科目あたり平均59点を取得すれば合格圏内に届く計算です。そのためには5科目の応用よりもむしろ基礎を徹底的に身につけていく必要があります。
面接に関しては、公開されている受験者（合格者・不合格者含む）のほぼ全員が100点中90点台となっており差がつきません。事前に面接の練習をして対策しておけば問題ないでしょう。

茅ケ崎高校の進学状況

令和2年度の実績では86%が進学、2%が就職でした。過去3年間分の実績を分析すると、進学先は私立大学への進学が多く、合格人数は合計900名以上の実績があります。神奈川大学や関東学院大学が多いですが、日東駒専の合格実績もあります。専門学校や短期大学への進学実績もあり、生徒の様々な進路実現をサポートしています。

参考：https://www.pen-kanagawa.ed.jp/chigasaki-h/zennichi/shinro/documents/shinro2020.pdf

茅ケ崎高校出身の有名人

石坂有紀子(ビーチバレー選手（シドニー五輪代表・アトランタ五輪代表）)
平川弘(元サッカー選手)
柳田美幸(元サッカー選手（北京、アテネ五輪代表）)
吉田聡(漫画家)
二階堂ヒカル(漫画家)
ヒカキン(YouTuber)

茅ケ崎高校の受験対策のポイント

茅ケ崎高校は特色検査がないため、受験のポイントは内申点と神奈川県の共通試験での点数になります。普段の学校の試験対策や提出物管理で内申点を上げることは必須です。当日の学力検査については「1科目あたり平均59点」なので無理に応用問題を解く必要はありません。切り捨てたほうが良い問題を見極めて、確実に答えられる問題を取りこぼさないようにするのが有効でしょう。