【校舎対談企画第四弾】橋本校 に迫る!!|みん塾通信|みんなの塾
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2023.01.31
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【校舎対談企画第四弾】橋本校 に迫る!!
今回は「橋本校の対談企画!」の予定でしたが、
橋本校は吉田先生一人体制のため「森脇とのインタビュー形式」でお届けします!
橋本校は開校してから1年になりますが、率直に振り返るとどんな1年間でしたか?
吉田) 僕的には嘘偽りなく充実した1年でしたね。
森脇) それはどういった点でそう感じましたか?
吉田) 橋本は他の校舎に比べて落ち着いたこが多く素直な子が多いので、その子たちの成長をたくさん実感できたことが大きいですね。
森脇) そうなんですね…!どういう部分で落ち着いていると感じるんですか?
吉田) 僕の塾講師の歴史の中では、ワールドポーターズで花火を打ち上げるような生徒がいたり、昔の校舎ではお年玉でitunesカードを買うような子もたくさんいました。(笑)
が、そう言うやんちゃな子が少ないですね。本当に素直な子が多いです。もちろんそれが良いという訳ではないですが、言ったことすぐに受け止めて還元してくれる子がほとんどでやりやすさは感じています!
森脇)素直な子って比較的もともと学力が高いような印象があるんですが、橋本校の構成はどんな印象ですか?
吉田)うちの校舎は勉強苦手な生徒が多いんですが、そういう生徒が入塾してしばらくすると6~7割取れるようになることが多いですね。今では噂を聞きつけて近隣中学の中2の子が6~7人くらいまとめて入ってきていて、すごくいい循環ができている気がします。地域的に受験がっつりではなく、「長い時間をかけてのんびりしっかり成長させたい」と言う親御さんの考えとマッチしていることがうまくいっている理由の一つかなと感じています。
森脇) それはすごいですね!!“信頼されている証”だと思います!吉田先生は、どんな風に生徒を育てているんですか??
吉田) 最初はみんな受け身の姿勢なので、なかなか「自発的に。」と言うのは難しいです。でも、そこに対してこう言う時はこうしようね、と都度フィードバックをすることで橋本校の生徒はちゃんとそれを受け入れて実践し、成長していってくれていると思います。
ある生徒は、今では僕がやって欲しいと思っていること全部やってきてくれるようになって。演習進めて、確認テストしてまるつけして持ってきて、わからないところも明確にしてくる。
そう言った生徒が増えてきていることが、とてもいい流れかなと感じています。そのためにも、今は「質問してくれたこと」「しっかり実行してくれたこと」自体をしっかり褒めるように意識しています。
森脇) 当たり前のようで難しいことですよね。それを地道にしっかり実行しているからこうやって成果につながっているんだなと改めて実感しました!でも成長するまで時間がかかりそうかな、と言う印象も受けました。
保護者の方とどのようにすり合わせをしているんですか??
吉田)橋本の親御さんはお子様の課題として、「基礎が抜けてる」「しっかり土台を作り直さないといけない」というのがわかっている場合が多く、そこから地道に鍛えて欲しいっていうニーズが多いです。なので、共通認識を揃えた上で基礎をまずは固めて「長期的な成長」を目指していけているのがプラスに働いているかなと思います!
休日の過ごし方
森脇)話題は変わりますが、普段はなにをして過ごしていることが多いですか?
吉田)結構インドアなんですけど、映画きちがいってくらい映画好きで洋画から邦画、インド映画まで幅広く見ています。
森脇)そうなんですね!何かオススメありますか?
吉田)今だと自分の中ではホラー映画が熱いです。最近出た「バーバリアン」と「ザ・メニュー」っていうホラー映画が一押しですね。ホラー映画って実写界を写す鏡だなと感じていて、その時代で人々が恐怖する対象をトピックにして、映画という媒体を通して伝えているなと感じています。
森脇)核へのアンチテーゼとしてゴジラが流行った的な感じですか??
吉田)そうですそうです!「エクソシスト」って映画があってそれはは女の子に悪魔が乗り移る物語なんですが、反抗期の女の子、思春期女の子に対する恐怖を描いているなと感じましたね。
森脇)ホラー映画をメッセージの性の観点から見たことがなかったので新鮮ですね。自分は最近アガサクリスティーの「そして誰もいなくなった」を映画で見ました。
吉田)あれいいっすよね!アガサクリスティーと言えば「ナイブスアウト」ってのが最高です。アガサクリスティー好きの作家が書いているんですが、登場人物全員が疑わしくてめっちゃ面白いです。小説はkindle入れてからめっちゃ読むの捗ってます。昔は紙!って感じだったんですが、今ではkindle様さまです。
一番成長を感じた生徒の話
森脇)ズバリ、橋本校で『一番成長したな』と思う生徒さんってどんな子ですか??
吉田)一番成長した生徒、ですか。うーんそうですね。まだ伸び代がある子なんですが、入塾までは課題とか全部未提出な生徒がいたんですね。その子性格的には明るいムードメーカー的な子なんですが、課題を出さなきゃいけないのはわかっているけどできない…みたいな子でした。
そこで親御さんも含めた三者面談を何度もしました。
時には「お父さんへのリスペクトを見せなさい」などということもありました。そこから親御さんとも「課題を一緒に取り組んで、少しでも成績を上げていこう」という方向性で決まり、しばらくすると本人の課題への取り組み方が変わったんですね。
初めは「なに考えていいかわかんないよ…」という感じだったんですが、一緒に作ったレポート課題を先生に褒めてもらえたらしく、それから「俺、これ好きかもしれないっす」と進んでやるようになりました。まだまだ伸び代はありますが、すごく成長してくれたなと感じています。
森脇)“生徒を育てる”って本当に難しいですよね…。なかなか変わってくれない子にはどう接していますか?
吉田)例えば、今どきの子はそうなのかもしれないですが中2の男の子では『短絡的にゴールを目指す子』が多いです。勉強ってできなかった経験がモノを言うのに、短絡的にこういう時はこう、見たいな単純暗記をしたがる。そうするとその場ではできても応用問題は全くできなくなってしまうんです。うちの生徒でもそういう子がいて、しかもそういう生徒って気を抜くとまた短絡的に考えちゃうんですよね。その子には、生徒が好きなもの、例えばポケモンに例えて、
「ブーバーにみずでっぽう打つのが効果的なのはわかるよね?でもそれをブーバーにはみずでっぽうが有効、って覚えても応用が効かない。そうじゃなくて、ほのおタイプにはみずでっぽうが有効って一般化して理解しないとダメだよね?」って教えました。そうして生徒に寄り添って根本的な考え方を改善できるようにしています。
森脇)なるほど。。素晴らしい。でも、ブーバーにみずでっぽうって、若干古いですね(笑)
吉田)そうですね。151匹しかわからないので!!笑